性的興奮(1)

近頃、アニメとか漫画とか、そういう2次元の女性で、「性的興奮を覚える」というおかしな男性が増えているらしい。

普通に、現実の女性が好きな男性にとっては、
うわ、気持ち悪いな。いったい何なんだよ、ヤツら。理解できないよ
と思うことだろう。

だが、そんなことについて、何も不思議がる必要もないし、そういう人を特殊だと思う必要もない。

というのは、そういうのは、つまるところ、「脳の条件付け」「脳の構造」の問題にすぎないからだ。だって、「脳がそういう構造になっている」のだから、「そのように身体が反応する」のは当然のことだ。

だから、「それを理解できない」と言っている人たちだって、手術などで、強制的に脳を、そういう構造に変えられたとしたら、アニメをみて「萌えwwっうえwwwっうえww」と興奮するに決まっている。それに逆らうことはできない。

ところで、現代日本では、
現実の女性の裸が好きだから、自分はノーマルです
と考えている人が大多数だと思うが、これは本当に正しいのだろうか?
たとえば、女性の「胸」に対して、性的興奮を覚えるのは、ごく当たり前のことで、正常者だとされている。

でも、この広い世界では、「上半身丸裸」という文化の国もある。そんな国では、誰も「胸」に対して、性的興奮なんておぼえたりしない。だから、現代日本で正常だとされる若者が、その国に行ったとしたら、

ぎゃははは!!おまえ、頭おかしいんじゃないの?だって、胸だぜ、胸!冷静に考えてみろよ!なんで、胸なんかで興奮するんだよ?おまえって本当に変態だなあ

と言われるのがオチだ。

そして、この世界には、色々な文化の国がある。「首が長い女性=美しい」という国もあれば、「太った女性=美しい」という国もある。

彼らは異常者のように見えるが、その国では自然なことである。むしろ、彼らからすれば、ボクらの方が異常者だったりする。

結局のところ、そこにあるのは、「脳の条件付けの違い」にすぎず、「正常」や「異常」だと区別する話ではないのだ。

そう!だから、何も恥ずかしがる必要なんてない!
さぁ、一緒に高らかに宣言しようよ!!


ボクたちは、脳の構造上の問題で
 ニクキュウに興奮します!!






え?ボクだけ?


(ニクキュウ:猫の手についている ぷにぷに)

祝!書籍化!
本サイトが本に!

祝!2冊目!
書き下ろしが本に!

祝!3冊目!
バキの人が表紙に!

祝!4冊目!
またバキの人が!

祝!5冊目!
ポプテピが表紙に!

祝!6冊目!
哲学者が女の子に!

祝!7冊目!
ゆうきゆう先生
の人が表紙に!

祝!8冊目!
なぜか急に
むし食い漫画!

祝!9冊目!
初めて小説書いたら
佐藤優絶賛!

祝!10冊目!
なぜか急に
〇〇Tuber漫画!
『てつがくフレンズ』

⇒(続き) 『てつがくフレンズ』