レイン開発日誌6

人工知能、人工生命、コンピュータに「リアルな言葉」で
話をさせたいなら、少なくとも、「肉体」が必要であるように思える。

でも、よく考えてみると、いくらセンサを取り付けようと、
コンピュータが処理するのは、結局のところ「数字」にすぎない。

仮に、コンピュータが、カメラで「りんご」を見ていたとしても、
実際には、「りんごの画像」を見ているわけではなく、
カメラからの信号を
「010010101001111011011011」などの数字に変換して、
その数字を処理しているだけにすぎない。



あ、そうか。
だったら、なにも、「現実のセンサ」に、必ずしも頼る必要はなくて、
センサもコンピュータの中で、再現してやってもいいことになる。

うむ、これなら、なんとか先に進めそうだ。

其処に<知能>はあるのかしら?