レイン開発日誌14

前回、

数値を計算するプログラムは、
「代入文」「演算文」「判断文」「繰返し文」の4種類の組合せで、
表現することができる

ということをみた。

つまりは、
「プログラムは、4種類の文の組合せにすぎない」
ってことだ。

うーん、だったら、
人間が手作業で「難しいプログラムを書く」のなんかやめちゃって、
いっそ、コンピュータにプログラムを書かせてはどうだろうか?

「コンピュータにプログラムを書かせる」といっても、
コンピュータからみれば、「4種類の文をどう組み合わせるか」だけの話だから、
そんなに難しいことではないだろう。

たとえば、
4種類の文を、それぞれ、A,B,C,Dという記号に置き換えたとして、
ボクが、テキトーに、
「AAACCDBCDACCAABC」
というふうに記号を並べても、なんらかのプログラムとして動いてくれるわけだ。

なら、
この記号の組合せを、コンピュータにたくさん作らせて、
「賢く動くプログラム」だけを残していけば、
最終的には「知能的なプログラム」ができてしまうのじゃないだろうか。



なんにせよ、「プログラムを書くためのプログラム」を開発してしまえば、
あとは、コンピュータが自動的にプログラムを作ってくれるわけで、
人間側としてはこれほど楽なことはない。

とりあえず、その方針で、開発を進めてみようと思う。

其処に<知能>はあるのかしら?