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<株日記>

2004年5月7日
・株ってそもそもなにか
どんな会社でも商売をやるためには「資金(現金)」が必要である。
たとえば、ある製品をつくって売って、儲けようと思っても、
まずは、それを作るために「材料」を買ったり「工場」を建てないとならない。

そのためにまず、「資金」がいる。

でも、商売を始める前なのだから、会社は「金」なんか持ってない

そこで、不特定多数の人から、「お金」を出してもらう。
ようは、
「この製品を作って売れば、絶対儲かるんですよ〜。
 だから、商売始めるためのお金ちょーだい!」
という話だ。

で、「お、この会社の商売は成功するぞ」と感じた人たちが、
その企業に「お金」を出す。
「お金」を出した人は、代わりに「株券」が貰える。
株券は、「この会社にお金を出しましたよー」という「証し」になる。

で、もし会社が、そのお金を使って、商売を成功させることができたら、
売上げの一部を「配当金」として、株券を持っている人(株主)に還元する。

株主は、商売の成立に貢献したんだから、配当金として、
お金が貰えるのは納得がいく。
また、株主は、配当金が得られるというメリットがあるから、
会社にお金を出すのである。

ふむ、ここまではとりあえず理解できる話だな。

2004年5月9日
・なぜ、株って売れるの?
ここからがよくわからないのだが……。

買った「株」は、売り払うことができる

そして、株には「相場(その時点での値段)」というものがあって、
「1株当たりの値段」が安いときに、たくさん「株」を買って、
「1株当たりの値段」が高いときに、その「株」を売ることができれば、
株主はそれで利益を出すことができる

株で儲けようとしている人にとっては、もっとも基本的な話だ。

でも、そもそも、なぜ「株」って売れるんだろう?

たとえば、ボクが「100万円で株を買った」とする。
一年後、その株の価値が、「200万円」に上がったので、
ボクは「200万円で株を売った」とする。

ボクのところには、200万円というお金が入ってきて、儲かるわけだ。
そして、ボクの手元にあった「株券」は、お金を支払った人のところへ行くだろう。



でも、なんだかとってもフシギだ。

ボクは、確かにお金を儲けたが、
起きていることは、単に「株の所有権」が移動しただけである。
だから、この経済活動は、「もともと株を発行した会社」にとっては、
何のメリットもないはずだ。

株という仕組みのそもそもの目的が、
会社を運営するための資金提供を円滑に行う」ために作られたのであれば、
なんだかおかしい。
だって、会社が「新しい株」を発行する分には、会社は「お金を集められる」わけだが、
すでに発行してしまった株」については、
投資家が、さながら「カードゲーム」のように、
売ったり買ったりと交換し合って、利益を稼ぐだけだったら、
会社にとっては何もメリットがない

もし、単に、投資家たちのあいだで、お金のやり取りがされて、
誰かが儲けて、誰かが損する」だけだったら、
なんの生産性もない経済活動じゃないか?

まだまだ疑問だらけっす。


2004年5月10日
『初めての人の株入門 著:まがいまさこ」という本を買って、
毎日、少しずつ読んでいる。なかなか読みやすくて良い本だ。

でも、昨日の疑問については、何も書かれていなかったので、一晩考えてみた。

・なぜ、株って売れるの?(2)
株がなぜ売れるか?
よくよく考えみたら、当たり前のことなんじゃないかと思えてきた。
結論から言うと、
株は、売れなきゃ、買ってもしょーがない」だ。

――――――――――――――――――――

たとえば、ボクは、今、100万円の現金を持っているとする。
(大切なボクの財産だ)

で、このお金で、「100万円の株」を買ったとする。
これで、「100万円」が無くなり、
代わりに「100万円の株」が、ボクの財産になったわけだ。

でもだ!
もし、その買った株を、
自分の好きなときに売り払って、現金に変えられなかったら
そんな株、財産なんて言えるわけがない
(株は、家や車と違って、何か使い道があるわけじゃないし。)

もちろん、株を持っていれば、会社から、「配当金」がもらえるが、
それでも、「もともとの100万円相当」になるには、
気の遠くなる年月が必要だろう。
(しかも、会社の商売がうまくいかないと、配当金が貰えない場合もある)

それって、なんだか、
銀行にお金を預けて、利息(配当)だけは貰えるが、預けたお金は
 いっさい引き出すことができない

という状況に似ている。

せっかく、100万円も出して「買った株」が、
売り払う(現金に戻す)ことが一切できず、
 買った金額に比べたら、微々たる配当しか貰えない

だけだったら、買う価値なんかあるわけがない

――――――――――――――――――――

というわけで、考えたところ、

もし、株が売れなかったら、株の存在がそもそも成り立たない。
 売れない株なんか、誰も見向きもしない。
 だから、株というものは、『売れる』ということが必須で、
 売れなきゃダメなんだ


という結論がでてきた。

ってことは、やっぱり、ボクが「買った株」は、
ボクが好きなときに「売れる」必要があるわけだ。

でも、いったい、誰が、ボクの株を買ってくれるのだろう?

普通に考えたら、「株を発行した会社」が買ってくれるのが
スジのように思える。
だって、その会社の株なんだから、
株を売りたい人がでてきたら、その会社が、
ちゃんと買ったときの値段(100万円)で買い取ってあげるべきだろう。

と思ったのだが、これもよくよく考えると、成り立つわけがない。

そもそも会社は、
商売をやるための『資金』として、株でお金を集めたのだ

だから、株で集めたお金で、工場を建てたあとに、みんなから
ちょっと株を現金化したいから、お金返して〜」なんて
言われたら、どんな会社でも一瞬で潰れてしまうだろう。

「売りたくなった株は、全部、会社が引き取って、買い取るべし」
ってことは成り立たない。

――――――――――――――――――――

「じゃあ、どうすればいいんだろう?」
と、ここまで考えて、ハッと気がついた。

だから、賭博的なカードゲームが必要なんだ!」と。

買った株に「相場」があって、もしかしたら、「高く売れる」かもしれないとする。

そして、100万円で買った株を、誰かが200万円で買ってくれれば、
ボクはラッキーと思う。

逆に、もし、今は200万円だけど、将来400万円で売れるかもしれない株があれば、
200万円払っても、その株を「買いたい」と思う。

こんなふうに「儲かるかもしれない」という要素があるからこそ、
株を買いたい人」が出てくるわけで、

買いたい人」がいるからこそ、ボクは「株を売れる」のだ。
そして、「株が売れる」と思うからこそ、
ボクは「株を買おう」と思うわけだ。

つまり、「株」っていうシステムは、
お金持ちになりたい人たちが、株の相場で儲けようと、
ひっきりなしに「株とお金を交換している」からこそ、
成り立っている、と言えるんじゃないだろうか?

つまり、株には、本来、なんの価値も無い。
 もともと売れるものじゃない。
 投資家たちが、儲けようとおもって交換し続けるからこそ、
 株に価値が生まれている


ということじゃないだろうか?

そうすると、
株取引所とは、「巨大な賭博場(非生産的な活動の場)
であることが本質的な姿であり、
投資家たちが、お互いに「安く買って、誰かに高く売りつけよう
とシノギを削ることこそが、本来の姿といえる。

そして、そうやって盛り上がっている賭博場に、
資金を調達したい会社は、「新しいカード(株)」を紛れこますだけで、
返す必要のない都合良いお金」を、簡単に得ることができるのだ。

なるほど、そう考えると、うまい仕組みだ。

――――――――――――――――――――

と、まったく何もしらない状態から、
イメージだけでここまで想像してしまったが、実際はどうなんだろうか。
とりあえず、もっと勉強して、深く捉えないとなぁ。

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