エントロピー増大の法則が成立する理由

「自然(世界)は、時間とともに『秩序から無秩序へ』という方向に進む」
これをエントロピー増大の法則という。

では、なぜ、エントロピーは増大するのか?

それは、こういう結論になる。

偶然だよん。ただの結果論♪

いや、これホント。

ちょっと、こんな例を考えてみよう。

たくさんの粒子が運動しているとする。それぞれの粒子は、別の粒子と衝突したりして、グチャグチャと動き回っている。この衝突による粒子の運動には、特別な意思があるわけじゃないので、粒子は、ランダムに動いていると考えて良い。

さて。
粒子がみんなランダムに動いているとしよう。
そうすると、どうなるか・・。
確率的にいって、必ず、粒子の塊はじょじょにひろがっていく。



自然は、時間とともに、無秩序な状態になっていく」というエントロピー増大の法則の正体は、実は、こんな単純な話だったりする。

だから。たとえば、周りを漂っている何百万の粒子が、一斉に中心に向かって、動いたら、当然エントロピーは減少する。そして、その偶然が続けば、コーヒーに混ざったミルクが、分離することだってありえる。



もちろん、すべてのミルク粒子が、一箇所に向かって動くなんてことは、確率的にないと言ってよい。

というわけで、
実を言うと、エントロピー増大の法則は「確率的に正しい」のであって、ものすごい低い確率では、エントロピーが減少することもあるのだ。


祝!書籍化!
本サイトが本に!

祝!2冊目!
書き下ろしが本に!

祝!3冊目!
バキの人が表紙に!

祝!4冊目!
またバキの人が!

祝!5冊目!
名作!14歳の哲学!

祝!6冊目!
哲学者が女の子に!

祝!7冊目!
ゆうきゆう先生
の人が表紙に!
『てつがくフレンズ』第54話

⇒(続き) 『てつがくフレンズ』