レイン開発日誌11

さて、生命の活動モデルを考えてみたわけだが。

ここで、センサ系というのは、「カメラ」だったり「マイク」だったり
なんでもいいわけだ。

で、駆動系も「手足」だったり「車輪」だったり、
なんでもいい。

もちろん、環境系も「地球」だったり「火星」だったり
「コンピュータの中の仮想世界」だったり、なんでもいい。

つまり、生命は、その種類によって、
それぞれ、まったく違ったセンサ系、駆動系、環境系を持って
生きているわけである。

さてさて。では、知能系についてだが……。

せっかくだから、知能系は、なるべく汎用的なものを目指したい。

つまり、「汎用的な知能系」を開発したとして、
それを「センサ系→」「駆動系→」につなげても、知能的に動作するし、
「センサ系→複眼」「駆動系→六本足」につなげても、知能的に動作する
ものが望ましい。

ようは、生物の種類(つまり、センサ系や駆動系)が変わっても、
「知能系」を変更しなくても良いようにしたいってことだ。

どんなセンサ系や駆動系につなげようと、ある程度は、知能的に動いてくれる
そんな「知能系」を開発したい。

いちいち、アリ専用の知能、鳥専用の知能なんて作っていたら、大変だし。

それに、すっごい苦労してPCの中に、
すっごい賢いアリの知能を作ったとしても……、

「どうです。賢いでしょ。え?この知能を他に使えるかって?
 このPCの中のアリにしか使えませんけど……ナニカ問題でも?」

ってことじゃあ、しょうがない。

かなり、高い目標になってしまったが、とりあえず、そのへんを
目指して進めて見ようかな。

其処に<知能>はあるのかしら?