レイン開発日誌10

もう少し、イメージつきやすいように、
具体例なんか出しちゃったりして、言葉の定義を考えてみようかなあ。

環境系:世界のこと。単に、データの集まりと言ってもいい。
たとえば、CDとかDVDとかハードディスクなんかは、
立派な「環境系」と言ってもいいだろう。

センサ系:目とか耳とか。ようは、環境系からデータを取得できるもの。
ハードディスクが環境系なら、読込ヘッドがセンサ系にあたる。
センサ系は、知能系に信号(数字)を与える。

知能系:脳のこと。
やることは、単に、入力された情報(数字)を処理して、
なにか数字を出力するだけ。ようは、計算機、CPU。

駆動系:手とか足とか。知能系の命令によって動くもの。
ようは、環境系の状態を変更できるもの。
ハードディスクが環境系なら、書込ヘッドが駆動系にあたる。
駆動系は、知能系の信号(数字)にしたがって、動く。

環境系には、リンゴなどのモノ(データ)が存在している。
(もちろん、環境系にリンゴが存在すると言っても、
 リンゴというモノが本当にあるわけじゃなくて、
 単に、「10101001」などの数字の集合にすぎないが)
 
センサ系は、その環境系からデータを信号として取得する。

知能系は、その信号から、「リンゴがある」などの判断を行う。

駆動系は、その判断をもとに、手とか足とかで、リンゴを動かしたりする。

すると、当然、環境系のデータは書き換わる。
で、次の瞬間には、またセンサ系が、動いたリンゴを情報として取り込み、
知能系が「りんごが動いた」と判断して、次の行動を決める。

この繰り返しが、生命の活動じゃないだろうか。

其処に<知能>はあるのかしら?