レイン開発日誌1

人工生命を作成しようと思います。
血迷ってます。誰か止めて。

レイン開発日誌2

最初は、会話型人工知能(人間の会話入力に対して、
返信の文章を作成するプログラム)を作ろうかって思ったんだけど、
「ただの言葉遊び」になりそうな気がしてきた。
仮に、学習機能を付けて、どんどん、人間に近づけた……としても、
そもそも人工知能が、人間と同じ「体験」ができないのだから、
本質的に、「会話」というものが成立しないのではないか。

開発メンバのMさんの

「娘が、コトバを覚える年頃で。
 シャツに隠れた手が、袖から出た瞬間に『お手手』と言うと、
 それをオウム返しに反復して、自分の手を触って。
 その時、意味とコトバを理解した瞬間だとわかる。感動ですよ」

という助言は貴重なものだ。

逆にいえば、人工知能に「野球」という単語を本質的に教えるのは
不可能ということだ。

もちろん、「野球とは何か?」を知っているかのように、
レインに話させることはできる。
そうすると、結局のところ、
プログラムは「いかに会話が成り立っているように見せかけるか?」
という部分に重点が置かれてしまう。
 
それは少し興ざめだ。もう少し、本質をつきたい。

レイン開発日誌3

開発メンバーのとくがわさんから、

「コンピュータに言語理解をさせるには、どうしたらいいかっていうのを
 考えている人たちのなかに、単語同士を結びつければいいのでは、という
 アイデアがあるそうです。連想ゲームみたいなものですね」

という助言をいただく。

たしかに、「くだもの」→「りんご」→「赤い」という
記号の関連付けをやっていけば、
人工知能が、言語的な機能を持つことは可能なのかもしれない。

実際に、世の中にある人工知能開発専用のプログラム言語は、
つまるところ、「集合論に基づく記号の関連付け」に特化したものだ。

ようは、

規則1) 「くだものという集合」に「りんご」が含まれる。
規則2) 「りんご」は「赤」に関連する。
規則3) 「赤」は「色という集合」に含まれる。

問い) 「くだもので、色が赤いもの、な〜んだ?」
答え) 「りんご」です。

という話だ。

しかし、このような手法で、
本当に「言葉を理解して回答した」と言えるのだろうか?
「体験してない言葉(リアルではない言葉)」をいくら関連づけても、
「言葉の意味を理解して、自発的に話す」ということは、
生じないのではないだろうか?

そんな本質的な疑問が浮かんでくる。

たとえば、人間が「#%$」→「&*#」→「?&@」という
意味不明の記号の関連付けを覚えて、ひとつの言語体系を記憶したとする。
それで、誰かに
「『#%$という集合』に含まれるものをひとつ教えてください」と
問いかけられれば、「&*#です」と答えることはできる。
一応、外部からは会話が成り立っているように見えるが、
結局のところ、「#%$」が、何なのかわからないままである。

つまり、「リアルな体験」にもとづかない言葉の体系を学習させても、
しょうがないのではないだろうか?

そもそも。
本来、僕らの「言葉」というのは、人間が「リアルで体験した出来事」を
特定の「記号で表現したもの」のことである。

ということは、コンピュータに本気で会話をさせたいのであれば、
「人間にとってリアルな言葉」を無理やり教え込ますのではなく、

コンピュータに体験をさせて、
コンピュータにとってリアルなその体験を記号化(言語化)する、

という過程をふませれば良いのではないだろうか!?

すこし見えてきた。
そうすると、コンピュータにとって「リアルな体験」ってなんだろうか……?

レイン開発日誌4

開発メンバーのとくがわさんから。

「たとえばリンゴについて考えます。
 リンゴといって思いつくのは、「果物」という単語以外に「リンゴの見た目」
 であったり「リンゴの味」であったり「リンゴのにおい」であったりします。
 つまり人間はリンゴを複数の形、五感で認識しているわけです。
 さて、コンピュータにそれを付加させるにはどうすればいいか?

 視覚:ぎりぎりなんとかなりそうです。
 味覚、嗅覚:うーん。むずかしそう。センサーが問題。
 触覚:何とかなる方?」

という貴重な助言をいただいた。

なるほど。たしかにそのとおりだ。
「りんごという体験」を「りんごという記号」に結び付けないと
「リアルな言葉」とはいえないわけだから、「りんごという体験」を
発生させるためのセンサ(感覚機器)は必須になる。
特に、コンピュータが、人間と同じ「世界」を共有して、
会話することも視野に入れるとしたら、
やっぱり、その世界との接点として、センサが必須だ。

つまり、ようするに、人工知能コンピュータが、リアルに会話するためには、
「感覚器官を持った肉体」が必要だ、ということになるのだろう。

とはいうものの……、
さすがに、ハードウェアの開発をやるのは、
素人には、なかなか難しい……。

うーん、最近は、カメラも安くなってきたとはいえ、
なかなか難しいところだよなあ。

素人が、がんばってもせいぜい……、














これくらいか。

元ネタ「侍魂」:先行者
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